本稿は「ゆずソフトの対義語を考えろ」と変人から言われたのでやってやろうと(深夜テンションで)考えた軌跡である。 結論から言おう。ゆずソフトの対義語は野獣先輩である。
理由1
次元と対象が対をなしている
聡明な読者諸君は当たり前だと思うかもしれないが、一応確認をしておこう。「ゆずソフト」と「野獣先輩」は成人男性を主なターゲットとしてマーケティングされている。このことは事実である。
ただ、そこで思ってしまうのは、実は「ゆずソフト」と「野獣先輩」、この二つの単語は対義語ではないのではないか。ターゲット層が全く同じであるためこのようなを心配してしまうかもしれない。
しかし、もっとターゲット層の解像度を上げてみるとその心配は見事に霧散する。
ゆずソフトは二次元に対し、野獣先輩は三次元。ゆずソフトは異性恋愛に対し、野獣先輩は同姓恋愛。
見事に相対しているのである。
よってゆずソフトの対義語は野獣先輩である。
理由2
所属都道府県が対をなしている
野獣先輩の(某ビデオの設定上の)自宅である野獣邸が下北沢に位置しているという事実は我々日本人の中で知るものがいないと総意を取れるほどの常識である。下北沢は東京都世田谷区に位置する地名である。
ここで"はた"と思い出す。東京と対をなす都市を。
そう、日本第二の都市、「大阪」である。
ゆずソフトは株式会社ユノスが開発するゲームブランドである。この株式会社ユノスの本社が位置する場所こそ大阪なのである。
よってゆずソフトの対義語は野獣先輩である。
理由3
意思の尊重をしているか否かが対をなしている
この議論は本稿の中でも大きな争点であると考えている。野獣先輩は同意なしの性行為を行っており、実社会では到底許されざる行為である。睡眠薬をいれたアイスティーを差し出し、後輩を襲う...これは純愛ではない。
一方、ゆずソフトのヒロインと主人公は信頼関係を築き、ハプニングはあれど、過程は大事にされている。これは純愛。
よってゆずソフトの対義語は野獣先輩である。
なにやってんだろ。まじで。
ゆずソフト作品は全部プレイしているわけではないので、間違いがありましたらご指摘を。