○○を読んで

【本を読んで】「友だち幻想」 菅野仁

友だち幻想 ――人と人の〈つながり〉を考える (ちくまプリマー新書)作者:菅野仁筑摩書房Amazon 本書は確か大学生に成りたての夏に買った本だった気がする.大学の生協で何気なく取った本だ.副題の「人と人の<つながり>を考える」とある通り,人間関係に対…

【本を読んで】星の王子さま

これまでの人生で「星の王子さま」はずっとなりを潜めていた.どこで知ったかは覚えてない.気づいたら知っていた.それぐらい今の人々に愛され続けた物語の一つなのだろうなということをそこで実感する. 本屋で見かけて,いつの間にか買っていた.「読んで…

【本を読んで】自分は友人の結婚式に行ったときに主役の二人になんて声をかけようか

題名からして友人の結婚式に行く気満々である() ちょっとばかし気が早くないか? 今回読んだのは穂村弘さんの現実入門である。 現実入門―ほんとにみんなこんなことを? (光文社文庫)作者:穂村 弘光文社Amazon 簡単に紹介すると、「自称」現実の経験が少ないほ…

【読書記録】ビニール傘 岸政彦

ビニール傘を読んだ。 著者は岸さんで社会学者である。芥川賞の候補作品になっていたことを後で知った。実はある本を読んでこの人を知ったのだがそれは後程*1。 ビニール傘作者:政彦, 岸新潮社Amazon あんまり純文学作品*2自体あんまり読んで来なかったから…

「してもいい?」と「したい。」~増田の記事を読んで~

初めに 例えば、友人の手伝いでもなんでもいい。とりあえず、他人に自分が行動を働きかけるとき、なんて言えばいいのだろうか?多くの時間を過ごす相手ならば、言い方ひとつの積み重ねが関係性を破綻させかねない。○○さんが離婚した(例としては重いけど。)…

【本を読んで】動機ある推論のメタ認知の必要性

人は信じたいことを何としてでも信じたがる。 人は信じたくないことに目をつぶる。 自分だけは例外だと考えたがる。そして、それに気がつかない。 ジュリア・ガレフ/著 児島修/訳 マッピング思考 p20より マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる…

原ゆたかさんの物語の作り方。

この記事を読んだ。 togetter.com 「うーむ。凄い。」という感想にほかならない。多くの人が言及しているが、愛の不時着の分析のところが度肝を抜かれる。映画の一分は本一ページとして考えて、時系列順に分析している。 でも、参考になるようでならない。こ…

論文

これを読んだ。 自分はこれを書いている時点で研究というものをしていないが、後々に意識せざるを得ないことであると考えたためこの記事をブックマーク代わりに記す。 研究、ならびに論文は「流れ」があるらしい。その流れは分野ごとにすこし毛色が違い、そ…

タスクの細分化

p-shirokuma.hatenadiary.com これを読んだ。熊代さんのゲームの話はとても興味深いので、自分に当てはめた場合の雑感を他の記事でまとめようと思う。ここではゲームでの「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」を自分に当てはめることは一…

テレビは今の時代に良いのかもしれない(?)

news.livedoor.com この記事を読んだ。 「なるほど。確かにその通りかもしれない。」というのが素直な感想。情報を仕入れるのにSNSは不向きだなと感じた。何の情報が欲しいのかにもよると思うけど。 成毛:僕が意外と使っているのはテレビなんですよ。 ひろ…

相手を褒めることで自分の自己肯定感を上げる

齋藤孝先生の『大人のための会話の全技術』を読んでいる。 大人のための会話の全技術作者:齋藤 孝KADOKAWA/中経出版Amazon 会話(コミュニケーション)についての技術を具体的な例を用いながら説得力のある解説をされている。読んでいてなるほど。確かにその通…