タスクの細分化

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これを読んだ。熊代さんのゲームの話はとても興味深いので、自分に当てはめた場合の雑感を他の記事でまとめようと思う。ここではゲームでの「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」を自分に当てはめることは一旦せずに、このスキルについての感想を。

サークル活動を行っている関係で、後輩に仕事を振り分けるということがある。仕事を振り分けるという作業自体は社会人になれば、もっとその機会は増えてくるだろうから、良い経験をさせてもらっている。しかし、漠然と思っていたのは、「仕事振り分けるということはとても難しいことなのではないか」と。

まず、なぜ難しいと感じているかというと、まず初めに「この分け方でよいだろうか、もっと効率的でクオリティの上がる仕事の分配方法があるのではないか」と考えてしまい、「不公平感」は無いかとか、「実は他の仕事の方がその人は向いていたりするのか」とかも考える。その結果、難しいな(考えることが多くていやだな)と感じてしまう。

上に置いた熊代さんのブログのトップに張り付けてある元記事にこんなことが書いてあった。

blog.tinect.jp 以下、引用。

つまり、「その目的を達成するにはどんな工程が発生するのか」ということを、細かく状況つきで想像、想定する能力。そして、「どの工程を終えたらどんな状態になるか」ということを導出する論理力。そういうものが大事であって、これ、たとえ技術的な知識があったとしても、苦手な人はとことん苦手な分野なのかも知れないなあ、と。少なくとも、色んな人と仕事をしていると、経験や知識とは全く関係なく、こういう「タスク分解」が出来る人は凄く上手に出来るし、出来ない人は全然出来ないんだってことが分かるんですよ。

つまり、タスク分割に必要なのはそのタスクについての技術や知識だけでなく、もっと根本的な能力として、「工程の想定能力」と「工程ごとの状態(モノ、ヒトなどによらず)」が大事であると。見通す力を発揮できるのがタスク分割であり、その力がなければうまくタスクを割ることすらできないのだろう。

今、私にできることは"今"のタスクだけでなく、"今"のタスクを終えた後発生しうるタスクを考えてみて割り振ることだろう。

とりあず、それだけ。

追記

「自分でゴールやタスクを見つけなければならないゲーム」を熊代さんのゲームで上げていたが、その一つにマイクラも入るのかもと思った。マイクラの遊び方は無限大である。クリエイティブモードで建築をする人もいるし、サバイバルモードでひたすら効率化していく人もいる。自由度が高すぎるがゆえに、自分でタスク設定と分割ができる良いゲームではないのかな。*1

*1:なお、私はPE版をすこしやったことある程度だけど。