森博嗣の本をだしにさせていただいて色々書きなぐるだけ 7日目

森博嗣の本である,「常識にとらわれない100の講義」をだし本にして考えたことや思ったことを書く練習.


6. 「ある人は追っていると思い、ある人は逃げていると思う。」

人の数だけ見方があり,その人が見る世界も違うだろう.自分が音ゲーばっかりしているのを親が見たら,ゲームばっかやってないで...と思うだろうし,上手くなるためにたくさんプレイしててすごい(私の願望)とか思うわけだ.本文中にある通り,人間は一つの事実から「なにか理由があるはずだ」とか,「自分がこうこうだから,この人もこうに違いない」とか考え始める.特に,人は複雑なのだから一元的な理由の下で行動しているというわけではないというのは同意するところだ.

人間は複合的な理由に基づいて決断をくだしているのは間違いない.その本を手に取って買ったという行動さえ,「前に見たことあったから」「ジャケットが好みだから」「自由に使えるお金を持っていたから」「誰誰がお勧めしていたから」といろんな要因が絡んでるだろう.でも,今あげた理由も後付けだ.行動は結果であって理由は教えてくれない.特に,言葉にされた理由などいくらでも捏造できるのは自分自身がよく知っている.人間は自分を正当化するために理由付けするからだ.ある意味,理由の捏造も幸せな人生に必要なスキルかもしれないが.

人間に一貫性なんかないよな.