森博嗣の本をだしにさせていただいて色々書きなぐるだけ 9日目

森博嗣の本である,「常識にとらわれない100の講義」をだし本にして考えたことや思ったことを書く練習.


8.「就職したい、結婚したい、と願っている人は、なにか模範があるのだろう」p28

普通,就職して結婚するのが幸せだという価値観はそこそこ満足できる人生になる可能性が高いから多くの人に支持されているような気がする.凡人が目指すべき道はひとまずそれであると勝手に思ってる.そこを目指して行って新たな選択肢が出てきたら軌道修正していけば良い.ただ,押しつけは良くないし,この価値観が強迫観念のように付きまとって憂鬱とした毎日を送るのは本末転倒だ.

自分がこの価値観を支持することには次のような理由がある.まず,就職についてだが,まずは人に使われる立場で社会を見ておくというのは一つのアドバンテージだと考えている.いずれ独立しようが,フリーランスになろうが,別の職種に行こうが,就職して社会人として生活して得られる経験値というのは絶対に役立つだろうと確信している.一般的社会人のコミュニケーションのプロトコルともいうべきスキルは身につくだろう.それは国家に属する我々にとってすぐに要らなくなるスキルではないだろう.次に結婚だが,私は独り身だと寂しくなる自信がある.今は全然平気だが,それは若いうちだからと思っている.友人がいればいいという人もいるかもしれないが,年齢のライフステージに合わせた友人を作りたいと思っても年を取れば取るほど気の置けない友人を作るのは難しくなっていくだろうし,そもそも,友人は友人で会って手前の人生のパートナーではない.やっぱ,人生の伴侶は欲しいよなとは思う.