森博嗣の本をだしにさせていただいて色々書きなぐるだけ 3日目

森博嗣の本である,「常識にとらわれない100の講義」をだし本にして考えたことや思ったことを書く練習.


2. 「常識を疑わない人は、つまり素直でないからできるのである。」p18

「道理や人情や自分の気持ちに素直になれば、必然的に常識というものに懐疑的になるだろう、と僕は考えている。だから、常識を鵜吞みにして疑わないというのは、素直でない証拠だ。」

この本文を読み,なるほどと唸った.常識というレールに乗っかるのは楽だが,ある意味では自分に素直でない状態でもあるのだろう.森博嗣は本文中で常識というレールに乗っている人を非難してはいないし,自分も常識という存在が悪いわけではないと思うし,あってしかるべきだとは思う.ここで森博嗣が言いたいことの一つは常識とどのように相対していくかの構えはバランスをとるべきということのような気もする.常識的な考えは大事だが,それだけではよいものは生まれない.自分に気持ちに蓋をして常識に沿おうと頑張るのもむなしい.

あくまで自分の気持ちと常識のバランスをとってあげて,心地よく生活しよう.