原ゆたかさんの物語の作り方。

この記事を読んだ。

togetter.com

「うーむ。凄い。」という感想にほかならない。多くの人が言及しているが、愛の不時着の分析のところが度肝を抜かれる。映画の一分は本一ページとして考えて、時系列順に分析している。

でも、参考になるようでならない。この記事にはその分析方法は書かれていないのだから。ブクマとか見ると参考になる!とか言っている人がいるけど、実際に自分が同じようなことをしようとしてもなかなかできない。時系列に起こったことを並べて書くだけではダメなのだ。その時系列を書く時の約束事が自分は知りたい。それがあって初めて参考になる。

そんなもん自分で考えろボケ!って言われてしまったらお終いで、まったくもってその通りなので言い返せません。ただ、漠然とメモとるだけでは分析にはならないことは分かる。

こればかりは文章を作っている人にしかわからないのかもしれない。記事の中で原先生が山場だったりを意識していたり、起承転結の構成を重要視していたりと、物語を書いていくうえでの重要な考え方やプロセスがある。その書いていく段階でのプロセスを完成された作品から逆算してほどいていくことが分析である。

その分析の仕方に(つまりは物語の構成や、作り方を知り、その枠に)、作品を当てはめてその枠から見てみることでその作品のまた違った面白さが見いだせる気がする。

というわけで、物語の書き方的な本を読もうかな。

本筋にあんまり関係ないけど。

youtu.be

この動画を見たこともあり、作家さんは映画で結構インプットしているなというイメージが強まった。